澤 和樹・蓼沼恵美子
澤 和樹 ヴァイオリン
19'79年、東京藝術大学大学院を修了。「安宅賞」受賞。ロン=ティボー(パリ)、ヴィエニアフスキ(ポーランド)、
ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。
イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。'84年に、東京藝大に迎えられるとともに、本格的な演奏活動を開始。'89年には、文部省在外研究員としてロンドンの王立音楽院に派遣され、さらに研鑽を重ねた。この時期、アマデウス弦楽四重奏団のメンバーとの出会いにより、澤クァルテットの結成を決意する。
ヴィオラ奏者としては、アマデウス弦楽四重奏団のメンバーとの共演を始め、グスタフ・マーラーQ、ロータスQ、クスQ、ヘンシェルQらと共演。2004年、和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽部長を経て2016年4月より東京藝術大学学長に就任。英国王立音楽院名誉教授。和歌山県立図書館音楽監督。
蓼沼恵美子 ピアノ
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大音楽部を卒業。 「安宅賞」受賞。同大学院修了後、ロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史に師事。
1983年、ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門で第3位入賞。
これまでに、著名アーティストと多数共演、高い信頼を得ている。妹、蓼沼明美との「姉妹デュオによる珠玉の連弾」、ヘンシェル弦楽四重奏団との共演による「シューマン&ブラームスのピアノ五重奏曲」等のCDは音楽誌上で高い評価を得る。澤和樹とのデュオ活動は40年にも及び、国内外の音楽祭に招聘されている。「ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲チクルス」は国内各地、イギリスでも成功を収めた。また14~15年「シューべルト、シューマン、ブラームスをうたう」シリーズのライブCDは、いずれもレコード藝術誌特選盤として照会されている。現在、洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学、吉祥女子高等学校講師。
LURU HALL
和歌山市狐島298-1FOXYテラス1F
https://www.facebook.com/Luruhall/
和歌山市の郊外、幹線道路沿いの商業施設・FOXYテラスに、2016年3月オープン。音楽は、時を超えて、場所を越えて繋がるもの。途切れることなく続く様をあらわす「縷々(LURU)」をその名に冠したホールLURU HALLは、本格的なコンサートホールの機能を備えたコンパクトなライブスペースです。音響設計は内田音響設計室の内田 匡哉氏が手がけました。限られたスペースを最大限活用した、響きの良い空間設計。全33席の贅沢な空間は、アーティストの表現を、息遣いまで感じられるほど近くに。LURU HALLならではの臨場感を楽しめます。また、ドリンクやフードのサービスも楽しめる。大駐車場完備だが、JR和歌山駅、南海和歌山市駅の路線バスも便利。