小川友子、宮下直子、蓼沼明美、蓼沼恵美子
<小川友子>
京都市立芸術大学卒業後、ロンドンにて故マリア・クルチョ女史に師事。全日本学生コンクール西日本大会中学の部第2位入賞。1989年デビューリサイタル開催後、数々の演奏会に出演する他、山田一雄指揮・京都市交響楽団と、円光寺雅彦指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団と協演。また室内楽においても、内外の演奏家と共演を重ねている。002年より大阪にて独自企画による「ピアノ室内楽シリーズ」を開催、好評を得る。一方、声優の小原乃梨子氏とのポエムコンサートやトークを交えた親しみやすいコンサート活動も展開する他、ピアノ教育講座や後進の指導にも当たっている。平成21年度和歌山県文化奨励賞受賞。現在、相愛大学音楽学部講師。
<宮下直子>
東京藝術大学卒業。学内にて藝大オーケストラと協演、安宅賞受賞。83~88年ロンドンにてマリア・クルチョ女史に師事。在英中、オックスフォード大学ジャパニーズソサエティに招聘されリサイタルに出演する他、ソロ、アンサンブル奏者として活動する。帰国後、和歌山・東京・大阪にてリサイタル開催。これまでに、大阪フィルハモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、国立ブルガリア室内オーケストラ、相愛オーケストラ等との協演、ソロ、室内楽、声楽・器楽アンサンブル、オーケストラの鍵盤楽器奏者として著名なアーティストとの共演を重ね、NHK―FM放送などに出演するなど多彩な活動を行っている。和歌山では、90年よりドイツリート伴奏を中心に活動を始め、「シューベルティアーデ」「サタデーアフタヌーンコンサート」近年では和歌山放送「音楽の散歩道」を担当、同名のコンサートシリーズを展開する他、2014年より緑風舎にて「デュオリサイタルシリーズ」を新たに始めた。98年和歌山県文化奨励賞、07年和歌山市文化奨励賞受賞。現在、相愛大学音楽学部・相愛高校音楽科講師。
<蓼沼明美>
東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て、同大学音楽学部器楽科を首席で卒業。同大学院修士課程修了。1982年から’83年にかけてロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史のもとで研鑚を積む。‘79年東京文化会館推薦新人演奏会に出演。‘81年藝大定期演奏会「新卒業生紹介演奏会」にて藝大オーケストラと協演。‘87年マリア・カナルス国際コンクールのヴァイオリン・ピアノ二重奏部門でヴァイオリンの沼田園子と共に第2位入賞。‘89年日本音楽コンクール審査委員会特別賞を受賞。倉敷音楽祭、富士山麓音楽祭、紀尾井ホールオープニングシリーズなどのほか、NHK・FM放送に出演多数。特にアンサンブルピアニストとしての演奏活動を活発に行い、フルートのアンドレアス・ブラウ、ベルリン弦楽四重奏団を含む内外の多くの演奏家と共演。2004年に開催した姉、蓼沼恵美子とのピアノデュオリサイタルも好評を得て、’06年にCD「姉妹による珠玉の連弾」をリリース。沼田園子とのデュオリサイタルは東京をはじめとして毎年全国各地で展開し、’06年にはデュオ結成20周年記念公演として二夜にわたるリサイタルを開催し、成功をおさめる。現在、東京学芸大学、国立音楽大学講師。
<蓼沼恵美子>
東京芸術大学附属音楽高校を経て、東京芸術大学を首席で卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修士課程修了後、ロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史に師事。 1983年、ミュンヘン国際コンクール二重奏部門(Vn:澤 和樹)で第3位入賞。'84年、東京にてソロデビューリサイタルを開催。2004年、妹、蓼沼明美とピアノデュオによるリサイタルを開催。'06年にはCD「姉妹デュオによる珠玉の連弾」をリリース。ヴァイオリンの澤 和樹とのデュオ活動は30年以上に及び、'96年にブラームスの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全3曲」のCDをリリース。'06年には30周年記念リサイタルとして「ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲チクルス」を日本各地ならびにイギリスで開催し、成功をおさめる。室内楽ピアニストとして著名アーティストと多数共演、高い信頼を得ている。国内外の音楽祭に招聘されるほか、NHK-FM、BBC等にも出演。これまでに堀江孝子、林 美奈子、田村 宏の各氏に師事。現在、洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学、吉祥女子高等学校講師。
Mah!和歌山県立図書館(メディア・アート・ホール)
和歌山市西高松一丁目7-38
http://wgs.wakayama-c.ed.jp/hall/
Mah!(マー!)は、メディア・アート・ホールの愛称。
きのくに志学館内、和歌山県立図書館2F
文化情報センターの多目的ホール。100席~300席のレイアウト可能。
図書館閉館後(18時)の夜間は専用の無料駐車場(最大150台)完備、
日祝の昼間は図書館利用者で入庫に時間を要することがあります。
入場・出場時にボタンを押すタイプのゲートがあります。
JR和歌山駅から和歌山バス(約20分)
南海電鉄和歌山市駅から和歌山バス(約20分)
高松バス停下車、徒歩約3分