黒江万金堂
黒江万金堂(くろえまんきんどう)
漆器の町、黒江(和歌山)発の本格的クラシックデュオユニット。秘めた情熱を優しい音色で歌い上げるフルーティスト、岡本万貴と、鬼才・金谷幸三の繊細なギターが創りだすミクロコスモス。2017年に結成以来、クラシックながら大胆な発想と表現で、挑戦的なプログラムでライブを行い、その息の合ったアンサンブルが高い評価を得ている。
岡本万貴 フルート
相愛大学音楽学部フルート専攻卒業。和歌山音楽コンクール第一位入賞。2013年から3年に渡り、黒江Japanの一員として漆器店旧工場にてクラシックコンサートを企画、出演し大好評を得る。
最近では通常のソロコンサートのほかギターやハープ、マリンバ、チェロとの共演も多く、サロン的な空間での演奏を念頭に、人の心に届く癒しの音を追及している。近現代音楽を得意としながら、古楽器のフラウト・トラヴェルソを使ったバロック音楽にも積極的に取り組んでいる。
金谷幸三 クラシックギター
パリ国立高等音楽院およびパリ国際音楽大学に学ぶ。柔らかく流麗な音楽表現を武器にバロックから現代前衛音楽まで幅広いレパートリーをこなす。通常のギターのほか特殊な11弦ギターを用い、常に多彩な「響き」を追究、2012 年、全編11 弦演奏によるCD「≠ForlorneHope」を発表。本格派ギタリストとして高い評価を得る一方、路上ライブを行うなど自由な行動によっても注目されている。
2005年に参加した「細川俊夫ランドスケープ」演奏メンバーとして第5回佐治敬三賞受賞、第2回シャントレル国際ギターコンクール優勝(フランス)、第43回東京国際ギターコンクール3位(邦人最高位)。後進の指導を行いつつ、幼児・児童を対象にギター早期教育にも力を入れている。
LURU HALL
和歌山市狐島298-1FOXYテラス1F
https://www.facebook.com/Luruhall/
和歌山市の郊外、幹線道路沿いの商業施設・FOXYテラスに、2016年3月オープン。音楽は、時を超えて、場所を越えて繋がるもの。途切れることなく続く様をあらわす「縷々(LURU)」をその名に冠したホールLURU HALLは、本格的なコンサートホールの機能を備えたコンパクトなライブスペースです。音響設計は内田音響設計室の内田 匡哉氏が手がけました。限られたスペースを最大限活用した、響きの良い空間設計。全33席の贅沢な空間は、アーティストの表現を、息遣いまで感じられるほど近くに。LURU HALLならではの臨場感を楽しめます。また、ドリンクやフードのサービスも楽しめる。大駐車場完備だが、JR和歌山駅、南海和歌山市駅の路線バスも便利。