蓼沼恵美子
東京藝術大学附属高校を経て、東京藝術大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修了後、ロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史に師事。 1983年、ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門で第3位入賞。 '84年、東京にてソロデビューリサイタルを開催。 2003年 9月、ドイツのヘンシェル弦楽四重奏団とハンブルクを始め、北ドイツ各地で共演し高く評価された。これまでに、ジョージ・パウク、ペーター・ダム、ダンカン・マクティア、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー等、著名アーティストと多数共演、高い信頼を得ている。
フィンランドのクフモ、サヴォンリンナ、イギリスの湖水地方、アメリカのボウドイン、アイルランドのウェスト・コークなど、国内外の音楽祭に招聘されるほか、N H K-FM 、B B C等にも出演。 '04年には、妹、蓼沼明美とピアノデュオによるリサイタルを開催。 '06年にはC D「姉妹デュオによる珠玉の連弾」(アート・ユニオン)をリリース。 同年、澤 和樹とのデュオ結成30周年記念リサイタルとして「ベートーベン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲チクルス」を日本各地ならびにイギリスで開催し、成功をおさめる。’11年1月、ヘンシェル弦楽四重奏団との共演によるCD「シューマン&ブラームスのピアノ五重奏曲」をキングレコードよりリリース、音楽誌上で高い評価を受ける。
現在、洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学、吉祥女子高等学校講師。
LURU HALL
和歌山市狐島298-1FOXYテラス1F
https://www.facebook.com/Luruhall/
和歌山市の郊外、幹線道路沿いの商業施設・FOXYテラスに、2016年3月オープン。音楽は、時を超えて、場所を越えて繋がるもの。途切れることなく続く様をあらわす「縷々(LURU)」をその名に冠したホールLURU HALLは、本格的なコンサートホールの機能を備えたコンパクトなライブスペースです。音響設計は内田音響設計室の内田 匡哉氏が手がけました。限られたスペースを最大限活用した、響きの良い空間設計。全33席の贅沢な空間は、アーティストの表現を、息遣いまで感じられるほど近くに。LURU HALLならではの臨場感を楽しめます。また、ドリンクやフードのサービスも楽しめる。大駐車場完備だが、JR和歌山駅、南海和歌山市駅の路線バスも便利。