曽根麻矢子
実力、人気ともに日本を代表するチェンバロ奏者。1986年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞後、故スコット・ロスに指導を受ける。
1991年には、エラート・レーベル初の日本人演奏家としてCDデビュー。以後イスラエル室内オーケストラの専属チェンバロ奏者、現代舞踊家とのコラボレーションなど多彩な活動を開始。国内でもリサイタル、室内楽と積極的に活動し、とりわけ、2003年~09年6年間12回にわたるJ.S.バッハ連続演奏会が注目を集め、2010~14年にも全12回のクープランとラモーのチェンバロ作品全曲演奏会を行い、好評を博した。2018年、フランスでおこなわれたスカルラッティのソナタ全555曲を演奏するフェスティバル「スカルラッティ555」に出演。その模様はラジオフランスでも放送された。
2019年アサス城にて行われたスコット・ロス30周忌追悼コンサートに出演。
録音は「J.Sバッハ:ゴルトベルク変奏曲」ほか14枚のソロCDをリリース。出光音楽賞、飛騨古川音楽大賞奨励賞を受賞。
2011年より2018年まで「チェンバロ・フェスティバル in 東京」芸術監督を務めた。
2018年より「チェンバロを学ぼう!」シリーズを松本記念迎賓館にてスタート。国内外の一流アーティストを招き、通奏低音やバロックダンスなどの多彩なテーマによる、演奏家ならではのレクチャーやマスタークラス等をプロデュースしている。
2020年秋よりハクジュホールにて全10回のバッハ連続演奏会がスタートする。
曽根麻矢子オフィシャル・ウェブサイト http://mayakosone.com/
LURU HALL
和歌山市狐島298-1FOXYテラス1F
https://www.facebook.com/Luruhall/
和歌山市の郊外、幹線道路沿いの商業施設・FOXYテラスに、2016年3月オープン。音楽は、時を超えて、場所を越えて繋がるもの。途切れることなく続く様をあらわす「縷々(LURU)」をその名に冠したホールLURU HALLは、本格的なコンサートホールの機能を備えたコンパクトなライブスペースです。音響設計は内田音響設計室の内田 匡哉氏が手がけました。限られたスペースを最大限活用した、響きの良い空間設計。全33席の贅沢な空間は、アーティストの表現を、息遣いまで感じられるほど近くに。LURU HALLならではの臨場感を楽しめます。また、ドリンクやフードのサービスも楽しめる。大駐車場完備だが、JR和歌山駅、南海和歌山市駅の路線バスも便利。