東京トリオ
鳥羽泰子（ピアノ）江口有香（ヴァイオリン）江口心一（チェロ）
２０１３年１０月結成。豊かな室内楽の経験に、異なる音楽性の融合が期待される新しいピアノ三重奏団。海外活動を視野に命名された。２０１４年春、兵庫・和歌山で、初の関西ツアー。

鳥羽泰子　（ピアノ）
５歳よりピアノを始める。父の転勤のため中学、高校をオーストラリア、パースに在住。１９８６年ジュリアード音楽院に入学。１９９３年同院ピアノ科修士課程修了。１９９３年オーストリアのザルツブルグ夏期講習にて最優秀ピアニスト賞受賞。１９９４年アメリカ、テキサス州ショパン国際ピアノコンクール第１位。１９９６年ベルギーのＥｍｍａｎｕｅｌＤｕｒｌｅｔ国際ピアノコンクール第１位。１９９５年からウィーン在住、２０１０年６月に帰国。２００５年、小林研一郎指揮 日本フィルハーモニー交響楽団とベートーヴェンのトリプル協奏曲をサントリーホールで演奏。多くのＣＤをリリース。特にクレメンティのソナチネ集、モーツァルトのピアノ小品集はレコード芸術推薦、またモーツァルトのピアノソナタ全集は高く評価されている。

江口有香 （ヴィイオリン）
３歳よりヴァイオリンを始める。 桐朋女子高等学校音楽科に在学中の１９８６年第５５回日本音楽コンクールヴァイオリン部門にて第１位。その後、米国インディアナ州立大学音楽学部卒業。１９９３年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第３位。帰国後は、ソロ活動の他、アンサンブル活動や後進の指導に幅広く活躍。
現在、日本フィルハーモニー交響楽団・ソロコンサートミストレス。２０１３年、７枚目のＣＤをリリース。

江口心一　（チェロ）
３歳からヴァイオリンを始め８歳でチェロに。１９９１年 桐朋女子高等学校音楽科（男女共学）を卒業後ベルギーのブリュッセルに留学。１９９２年 フランスのパリ国立高等音楽院に首席で入学。１９９７年同院で一等賞（プルミエ・プリ）を獲得。２０００年より東京都交響楽団団員。弦楽三重奏「菖蒲」など室内楽にも力を入れ、ＮＨＫの朝の連続テレビ小説「てっぱん」の中で流れるチェロも演奏している。